海外日本人選手 最新ニュース

【写真:Getty Images】
前田大然を引き留めにかかる?
スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然に対して、クラブは新契約締結に向けた準備を開始しているようだ。セルティック専門メディア『67 HAILHAIL』が、現地時間27日に報じている。
セルティックに所属する前田は、今季リーグ戦27試合に出場して13ゴール7アシストを記録。これは、リーグ戦30試合を消化した時点で、スコットランドリーグの得点王ランキングトップタイとなる成績だ。
さらにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)やカップ戦などの試合を含めると、公式戦42試合で28ゴール9アシストという数字を記録している。特にCLプレーオフでは、バイエルン・ミュンヘンを相手に攻守両面で傑出した働きを見せており、チームを率いるブレンダン・ロジャース監督も絶賛しつつ、他のクラブから関心を持たれている存在だと認めていた。
欧州のクラブから注目される存在になった前田に対して、セルティックは大幅な給料アップを含めた新契約を提示することで、引き留めを試みるようだ。同メディアは、「新契約は当然のことだ」と述べた上で、「現在、セルティックには前田より重要な選手は存在しない。日本のスター選手のクオリティは常に高かったが、最近ではさらに高いレベルに到達している。しかし、その成功によって他のクラブの関心も徐々に高まりつつあり、クラブはそれに対応するために全力を尽くしている」と、前田を残留させるために動いていると伝えている。
英メディア『スカイスポーツ』のインタビューで、「長期的にセルティックに残ってくれるのか」という質問に対して、「難しい質問だね。まだ分からない」と答えたことにより、移籍を検討しているのではないかと噂された前田。
果たして、前田はセルティックと新たな契約を結ぶのだろうか、それとも移籍を決断するのだろうか。今夏の移籍市場において注目のポイントとなりそうだ。
【関連記事】えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】