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【写真:Getty Images】
遠藤は移籍するのか?
リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航の獲得に、ヨーロッパの複数クラブが関心を示していると、現地メディアが報じている。英メディア『NEWCASTLE TOONS』は2日に、今夏の移籍市場でニューカッスル・ユナイテッドは遠藤獲得に動くべきだと報じた。
今季公式戦26試合に出場している遠藤航だが、リーグ戦では一度も先発起用されていない。試合終了間際に投入される機会が多く、安定した出場時間の確保はできていない状況だ。そのため、契約期間は27年6月まで残っているものの、今夏にもリバプールを離れるのではないかと現地メディアが幾度となく報じている。
同メディアは、「リバプールで余剰戦力となっている遠藤の獲得を検討すべき」と題して、ニューカッスルが遠藤獲得に動くべき理由について次のように語った。
「ニューカッスルの中盤は現在のチームの強みだ。しかし、マンチェスター・シティ、リバプール、アーセナルなどがMFブルーノ・ギマランイス、FWアンソニー・ゴードン、FWアレクサンダー・イサクらを獲得するために動く可能性がある。クラブは代わりの選手を獲得しなければいけないが、資金不足が大きな問題になり得るだろう。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場できれば問題は解決するかもしれない。しかし、出場できなくても獲得できる選手が1人いる」
そして、「ニューカッスルの中盤のパフォーマンスを見ると、ヨーロッパのビッグクラブが獲得に向けて動くのは当然のことだ。そのオファーを拒否するのは難しい。したがって、遠藤のような選手と契約できれば、それは良い取引となる。全体として、日本代表主将を獲得することは、中盤にさらなる堅実さをもたらすための優先事項となるはずだ」と、遠藤獲得は今夏にクラブが優先すべき事項の1つだと強調していた。
なお、遠藤については、ニューカッスルだけではなく、プレミアリーグのフラム、ウルブス、イプスウィッチタウン、スコットランド・スコティッシュプレミアリーグのセルティック、イタリア・セリエAのACミラン、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトなどが、獲得に関心を示していると現地メディアが報じている。
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