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【写真：Getty Images】

菅原由勢の去就にも影響？

　イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは、今夏の移籍市場で選手の大量放出を検討しているようだ。英メディア『TRIBAL FOOTBALL』は3月31日に、クラブが今夏に放出する可能性の高い選手について言及。その中にはサッカー日本代表DF菅原由勢の名前もあがっていた。

　今季プレミアリーグに昇格したサウサンプトンは、リーグ戦29試合を消化した時点で2勝3分24敗。19位のレスターシティとは8ポイント差で、ダントツの最下位に落ち込んでいることから、残留も厳しい状況となっている。

　サウサンプトンの新テクニカルディレクターであるヨハネス・スポルス氏は、「移籍市場で多くのことができると思うし、多くのことをしなければならない」と述べた上で、「我々は非常に積極的に活動するだろうし、それを本当に楽しみにしている。ピッチ上でも、ピッチ外でも、このクラブに才能をもたらすことは極めて重要だ」と、今夏の移籍市場でクラブが大きく動くことを示唆した。

　同メディアは、「サウサンプトンは大規模な売却を計画」とタイトルをつけ、「タイラー・ディブリングがこの夏の目玉になるだろう。アーロン・ラムズデール、カイル・ウォーカー・ピータース、菅原由勢、マテウス・フェルナンデスも退団が濃厚だ」と、クラブが降格した場合、手放す可能性の高い選手の名前をあげている。

　なお、菅原については、移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXにて、「ナポリは右サイドバックの候補者に菅原由勢を加えた。彼は夏に向けて注目されている選手の一人だ」と、30節を終えた時点でリーグ2位につけているナポリが獲得に関心を示していると報じていた。

　仮に、サウサンプトンが降格となった場合、菅原がイタリアに活躍の場を移す可能性もある。