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「なくすべき文化」レンヌで苦戦のFW古橋亨梧に古巣復帰の噂。現地メディアは再獲得に否定的「ナンセンスだ」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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古橋亨梧
【写真:Getty Images】

古橋亨梧の再獲得にNo?

 今冬に、スコットランドのセルティックからフランス・リーグアンのレンヌに移籍したFW古橋亨梧。しかし、レンヌでは安定した出場機会を得ることができていない。英メディア『Read Celtic』は15日に、セルティックが古橋を再獲得する噂について報じていた。

 

 レンヌに加入した古橋は、先発出場したのがデビュー戦の1回のみ。その後は徐々に出番が減り、リーグ戦10試合のうち出場は6試合にとどまっている。貴重な出場機会も試合終了間際がほとんどであり、プレータイムは6試合でわずか120分だ。

 英メディア『Football Insider』は3月30日に、セルティックが約300万ポンド(約5億7000万円)で今夏に古橋を再び獲得する可能性があると報じた。この報道に対して『Read Celtic』は、「キョーゴがセルティックに戻ってくるという話はナンセンスだ」と前置きし、クラブの移籍市場における計画について、次のように言及している。

「過去には、アンジ・ポステコグルー前監督を呼び戻すという噂も持ち上がった。サポーターが冗談めかして言っているだけではなく、セルティックではそれが起こり得ることだ。しかし、現実には、これは私たちがなくすべき文化である。単純に怠惰的であり、選手の採用に関してクラブの努力が足りていないことを示していると言えるだろう」

 さらに、「1000万ポンド(約19億円)を支払って日本代表FWを獲得したクラブは、約6ヶ月後に古巣に戻ることを許さないだろう。レンヌにとっても大きな損失となる。古橋は、フランスで厳しい状況に陥っているが、それに立ち向かい、より強い選手としてそれを乗り越えるだろうということを我々は疑っていない」と述べつつ、「ブレンダン・ロジャーズ監督がストライカーを取りたいと考えても、リストのトップになることはないだろう。指揮官の戦術に適応するのに苦労していたことを考えれば、それは明らかだ」と、セルティックを率いるロジャーズ監督の求めるタイプではないことを理由に、古橋を呼び戻す可能性は低いと指摘している。

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