フットボールチャンネル

「眩いばかりの輝き」 同点弾を奪った小杉啓太、現地メディアはビッグクラブに移籍したSBと比較して絶賛!【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

小杉啓太
【写真:Getty Images】

小杉啓太のパフォーマンスに現地メディアの反応は?

 小杉啓太が所属するユールゴーデンIFは現地時間17日、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグでSKラピード・ウィーンと対戦。4-1で勝利し、2戦合計スコア4-2で準決勝進出を決めた。スウェーデンメディア『Svenska Fans.』は、この試合でゴールを記録した小杉を絶賛している。

 

 ホームでの第1戦を0-1で落としたユールゴーデン。逆転突破を目指すアウェイゲームに、小杉は左サイドバックの位置で先発入りした。アウェイチームは42分にPKで先制したものの、4分後に失点。2戦合計スコア1-2となり、再び1点を負う状況になったユールゴーデンだったが、小杉が敗退の危機からチームを救う。

 迎えた77分、バイタルエリア中央で相手のヘディングでのクリアに反応した19歳は、これを右足でダイレクトボレー。抑えの利いたシュートは、クロスバーの内側を叩き、見事にゴールネットを揺らした。その後延長戦に突入した一戦は、トビアス・グリクセンが、95分と105分に立て続けにゴールをマークし、ユールゴーデンが4-1で勝利。2戦合計スコア4-2でベスト4へと駒を進めた。しかし、小杉は99分に右足を痛めて負傷交代し、不安材料を残す結果となった。

 同メディアは、1ゴールを決めた小杉にチーム最高タイとなる5点満点中の「4点」をつけ、この試合でのパフォーマンスを高く評価している。寸評では、「サミュエル・ダール(昨夏にASローマへ移籍、今冬にSLベンフィカにレンタル移籍)が退団した後、多くのユールゴーデン・サポーターは、もう二度と青と黒のユニフォームを着たダールのような優れたサイドバックを見ることはできないだろうと思っていた。しかし、その考えはすぐに覆された。22歳のスウェーデン人DFの若き後継者は、高いレベルでプレーできることを証明した」と昨夏にビッグクラブにステップアップしたダールと比較して、小杉を絶賛した。

 続けて「今夜、コスギは眩いばかりの輝きを放った。彼は、次々と格の違いを見せつけるプレーを披露した。その中でも最も印象的だったのは、77分に右足でボレーシュートを叩き込んだ、夢のようなゴールだった。そのゴールは美しいだけでなく、試合を決定づけるものとなった」と綴っている。

 ユールゴーデンの準決勝の相手はチェルシー。敵地『スタンフォード・ブリッジ』での1stレグは、現地時間5月8日に行われる。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!