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世界のサッカー界は選手の若手化が進んでおり、10代のうちにビッグクラブのレギュラーに定着するのも珍しくない。今回は、世界で活躍する10代の選手に限定して、最新の市場価値ランキングを紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2025年4月24日現在)
1位:ラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン代表)

【写真:Getty Images】
10代からビッグクラブでレギュラーを獲得する選手が当たり前になっている現在のサッカー界において、最も市場価値が高いティーンエージャーはバルセロナのラミン・ヤマルだった。
その価値はすでに1億8000万ユーロ(約288億円)に到達しており、全選手を含めても3番目に高額。17歳の同選手がこれまでのキャリアで与えたインパクトは、バルセロナOBのリオネル・メッシに匹敵するものだろう。
デビュー1年目の昨シーズンはラ・リーガ37試合で5得点7アシストを記録。今季は30試合消化した時点で昨季の成績を上回る6得点14アシストを記録しており、得点関与の部分でより存在感を発揮できるようになった。
複数人を相手にしても抜き去ることのできるドリブル技術は圧巻の一言。相手DFの重心をずらすのが上手く、4人抜きや5人抜きもお手の物だ。また、敵のタイミングを外してからのカットインも鋭く、最後の内巻きのシュートは高い確率で枠を捉える。
スペイン代表でも欠かせない選手であり、昨夏のユーロ2024(欧州選手権)では優勝の立役者となった。そのポテンシャルは世界No.1と言っても過言ではなく、近い将来に間違いなく世界最高額の市場価値がつく選手になるだろう。
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