海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

小杉にセリエAの強豪が関心？

　スウェーデン・アルスヴェンスカン（1部）のユールゴーデンIFに所属するサッカーU-20日本代表DF小杉啓太に、イタリア・セリエAのアタランタが関心を示しているようだ。スウェーデンメディア『Sportbladet』が25日に報じている。

　24年3月に湘南ベルマーレの下部組織から、ユールゴーデンへ移籍した小杉。今季はリーグ戦5試合に出場しており、すでに主力の1人としてレギュラーで活躍している。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）では、10試合中9試合にスタメン出場。準々決勝セカンドレグのラピード・ウィーン（オーストリア）戦では、2試合合計で同点に追いつくゴールを決めて、チームの準決勝進出に大きく貢献した。

　同メディアは、「アタランタが小杉に対してスカウトを送った」と前置きし、イタリアのクラブのスカウトが小杉のプレーをチェックするために、現地視察していたことを伝えている。また、「長期的に活躍できる可能性のある若手選手を主に見てきた。その中の一人が小杉だ」と、スカウトが小杉に注目している理由について明かしていたことも言及した。

　スウェーデンメディア『fotbolltransfers』は5日に、小杉に対して海外のクラブから関心が集まっていることを伝えた。また、「数週間以内に主要リーグの複数クラブからスカウトされる可能性がある」と言及している。

　スウェーデンリーグだけではなく、欧州の舞台でも活躍して注目を集めている小杉。今夏の移籍市場では、小杉との契約に向けて複数のクラブが動くかもしれない。