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遠藤航もタイトル獲得に貢献
プレミアリーグ第34節、リバプール対トッテナムの試合が現地時間27日に行われ、リバプールが5-1の勝利を収めて20回目のリーグ優勝を果たした。タイトルを獲得する上で32歳の日本代表MF遠藤航も貢献したと、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが語っている。英メディア『ラウジング・ザ・コップ』が28日に報じた。
遠藤は今季公式戦29試合に出場。FAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)などではスタメン起用された試合はあるが、リーグ戦では一度も先発出場していない。それでもリバプールがリードした状況で途中出場した試合では、“クローザー”のような役割を担い、勝利に貢献する働きを見せている。今回のトッテナム戦も76分に途中出場を果たし、相手に追加点を与えることなく試合を締めくくった。
モハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイクなど中心選手に称賛の声が集まる中、チームメイトのロバートソンは「毎週必死に練習していながら、週末の試合ではなかなか報われなかった選手たちに注目すべきだ。今季、もっと出場機会を望んでいた選手も何人かいて、時にはフラストレーションを感じながらも頑張ってきたと思う。そんな彼らがレギュラー組を常にプッシュし続けてくれたおかげで、今の僕たちがあるんだ。ワタル、ハーヴェイ・エリオット、ジャレル・クアンサーといった選手たちは、交代時にいつもチームに貢献できる準備ができていた。これを当たり前だと思ってはいけない」と指摘。
続けて「良いチームを作るには、正しい姿勢で臨むスカッドが不可欠だ。そうでなければ、何も勝ち取ることはできない。彼らに心から敬意を表したい。きっと苦しい時期もあったと思う。それでも一緒に戦い抜いてくれた。この優勝は、シーズンを通して一試合も欠場しなかったファン・ダイクたちだけのものではなく、全員のものだ。本当にチーム全員の努力の結晶であり、だからこそ、みんなで一緒に祝いたい」と語り、影の立役者を讃えている。
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