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【写真：Getty Images】

旗手怜央は今夏にもステップアップ？

　スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表MF旗手怜央は、今夏の去就が現地でも注目されているようだ。セルティックOBのクリス・サットン氏は、旗手が次の移籍市場でクラブを離れる可能性が高いと指摘した。現地メディア『THE CELTIC BHOYS』が28日に報じている。

　26日に行われた第36節のダンディー・ユナイテッド戦に勝利したセルティックは、4試合を残して、スコティッシュ・プレミアシップ4連覇を達成した。

　今季の旗手は、リーグ戦34試合に出場して9ゴール4アシストを記録。チームの主力として、リーグ4連覇に貢献した。その活躍が認められて、トップリーグの選手たちが選んだ今季のスコットランド1部リーグ年間ベストイレブンにも選出されている。

　サットン氏は、「旗手は自分の役割を果たした」と前置きし、「セルティックで3年半の時を過ごした彼は、同じくらいの期間在籍したFW古橋亨梧と同様に、移籍の時が来たのかもしれない」と、旗手にステップアップするタイミングが訪れたと言及した。

　同メディアは、「旗手はセルティックで3年半プレーし、退団の噂が何度も流れていた。彼が新たな挑戦に踏み出す時が来たと考えることは十分あり得ることだ」と述べた上で、「しかし、ワールドカップ開幕まであと1年という状況で、古橋が退団後に直面した問題が、彼の決断に影響を与える可能性もある。この時点でリスクを冒すのか、それとも待つことを選ぶのだろうか」と、フランス・リーグアンのレンヌに移籍した後に、ほとんど出場機会がない古橋の状況が、旗手の移籍にも大きな影響を与えるだろうと指摘している。