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【写真：Getty Images】
南萌華がオンライン取材に応じる
イタリア・セリエA女子のASローマに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）DF南萌華は30日にオンライン取材に応じた。UEFA女子チャンピオンズリーグ（UWCL）などで世界の強豪チームと対戦した中、成長に繋がっている経験とはどのようなものなのだろうか。
南は2022年7月に三菱重工浦和レッズレディースからローマへ完全移籍。海外初挑戦ながら、すぐに主力に定着し、クラブ史上初のリーグ優勝を含む国内2冠獲得に大きく貢献した。昨季はリーグ2連覇を成し遂げ、自身も2年連続の年間ベストイレブンにも選出されている。
欧州最高峰の舞台であるUWCLを3大会連続で経験しており、トップレベルの攻撃陣と対峙してきた。これについては「なかなかイタリアにいない選手たちと戦うことができて、クロス対応や、スピードのある選手と戦う時の予測のタイミングはUWCLでしか味わえないところがたくさんありました。DFとして失点するのは嫌ですけど、失点の中から得られるものがたくさんありました」と成長を実感している。
今季は決勝トーナメント進出を逃したが、優勝経験のあるリヨンやヴォルフスブルクなどと戦えたことは大きかったという。タバサ・チャジンガ、メルチー・デュモーネイ、カディディアトゥー・ディアニの強力3トップとの対戦については「強烈ですね」と話した。
さらに、「アタッカーの選手は強くて、上手くて、速い選手たちが揃ってきているので、一瞬でもフリーにさせたら、ゴールを決めてくる選手たちが揃っている。いかに90分間集中を切らさずに、そういう選手たちとどうマッチアップするか、いろんな成功体験を積むことが、プレーの幅も広がってくるのかなと思っています」とレベルアップを見据えている。
（取材、文・構成：折原亘）
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