鎌田大地 最新ニュース
【写真:Getty Images】
準決勝で活躍した鎌田大地を絶賛
イングランド・FA杯準決勝、クリスタル・パレス対アストン・ヴィラの試合が現地時間4月26日に行われ、パレスが3-0で勝利した。パレスに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地は、この試合に先発フル出場している。英メディア『The London Standard』は30日に、準決勝での鎌田の活躍を絶賛した。
ヴィラを下したパレスは、16年以来となるクラブ史上3度目のFAカップ決勝進出を果たした。5月17日に行われる決勝戦の相手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティに決まっている。
同メディアは、「パレスは初のメジャータイトル獲得に向けて奮闘中だ」と前置きし、「今シーズンの大半は不安定な状況が続いていたものの、シティはウェンブリー・スタジアムで手強い相手となるだろう。彼らは、3シーズン連続でFAカップ決勝に進出している。グアルディオラ監督の率いるチームが優勝候補となる一方で、パレスは自信を糧に、ヴィラを圧倒した時のエネルギッシュなサッカーを再現しなければいけない」と、決勝で優勢なのはシティだろうと言及した。
そして、鎌田については、「オリヴァー・グラスナー監督は、準決勝で勇敢な決断を下し、ウィル・ヒューズとジェフェルソン・レルマをベンチに下げ、代わりに鎌田大地を投入した」と述べつつ、「週半ばのアーセナル戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれて、この試合ではアダム・ウォートンと中盤でコンビを組んだ。そして、それは見事に功を奏した。ウォートンは素晴らしい活躍を見せたが、鎌田は傑出していた」と、準決勝でのパフォーマンスを絶賛している。
「ヴィラとの試合で、鎌田は稀に見るようなエネルギッシュなパフォーマンスを見せた。指揮官にとって喜ばしいのは、パレスの中盤で唯一確実に先発となるウォートンと共にプレーできる有能な選択肢が3つに増えたことだ。監督は、レルマ、ヒューズ、そして鎌田の3人を信頼できると確信しており、シティを押さえ込むことができると感じた選手を起用するだろう」
また、「ここ最近調子を上げているものの、今季のシティは中盤に脆さが見られる場面が目立っている」と述べた上で、「ケヴィン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シルバといった選手たちが本来の力を発揮できておらず、中盤で攻め込まれると流れを掴むことができない。パレスはシティの脅威を警戒するだろうが、中盤争いに勝てるだけの力があると確信しているはずだ」と、鎌田を含めたMFの選手たちのパフォーマンスが、決勝戦を左右する要素になると強調している。
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