海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

ユールゴーデンDF小杉啓太はチェルシー戦で失点に絡むも奮闘

　DF小杉啓太が所属するユールゴーデンIFは現地時間5月1日、UEFAカンファレンスリーグ（ECL）準決勝・ファーストレグでホームにチェルシーを迎え、1-4で敗れた。この試合で80分間プレーした小杉は、現地メディア『SvenskaFans.com』から、まずまずの評価を受けている。

　クラブ史上初のベスト4進出を果たしたユールゴーデンが、優勝候補筆頭のチェルシーと対戦。準々決勝ラピード・ウィーン戦でのセカンドレグでゴールを奪った小杉は、この試合でも左サイドバックで先発入りした。少しでも敵地でのセカンドレグに、優位な状況で乗り込みたいホームチームだったが、12分にジェイドン・サンチョにゴールを許すと、43分にもチュクノンソー・マドゥエケに得点を奪われ、前半を2点ビハインドで折り返す。

　すると59分には、ニコラス・ジャクソンに痛い3点目を許すと、65分にもN・ジャクソンに決められてしまい、0-4に。3分後には、イサク・アレマエフが一矢報いるも、反撃はここまで。ホームで1-4で敗れ、敵地でのセカンドレグに向けて、厳しい結果となった。

　同メディアは、自身のパスミスから4失点目に関与し、80分までピッチに立った小杉に5点満点中で「3点」をつけた。寸評では「これまで『青と白のユニフォーム』で何度も印象的なプレーを見せてきた日本人選手だが、今回はこれまでで最も困難な挑戦に直面した。重要なスペースをカバーし、いくつもの決定的なタックルを見せたが、4失点目に絡んだことで評価を大きく下げた。後半には、相手ボックス内での鋭いボール奪取からゴールに迫まったが、惜しくも味方選手に当たってしまい、得点に至らなかった」と綴っている。

　
　ユールゴーデンが大逆転を目指すセカンドレグは8日、チェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で行われる。