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どこよりも早い! 24/25プレミアリーグベストイレブン。今季の主役となった最高の11人

シリーズ:プレミアリーグベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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 2024/25シーズンのプレミアリーグが大詰めを迎えている。すでにリバプールが5年ぶりに優勝を決めた同シーズンにおいて、最も輝いた11人は誰なのか。今回は2024/25シーズンに最も活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介する。※データは5月4日時点

GK:マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト)

ノッティンガム・フォレストGKマッツ・セルス
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年2月26日
リーグ戦成績:34試合41失点

 

 今シーズンのベストGKは、ノッティンガム・フォレストの堅守を支えるマッツ・セルスで文句ないのではないだろうか。

 昨冬にストラスブールからフォレストに完全移籍で加入すると、昇格直後の2022年夏にフランス代表GKブライス・サンバが退団して以降、固まっていなかった正GKに定着。2季目の今季シーズンはよりハイレベルなパフォーマンスを披露しており、第34節終了時点ではリーグ最多となる13試合でクリーンシートを記録している。

 今シーズンのフォレストは「先制点」が勝敗の行方を大きく左右している。先制をして逆転負けを喫した相手はニューカッスルのみ。逆に先制点を許してから逆転勝利を収めたのは第16節アストン・ヴィラ戦しかなく、先手を取られないことがチームの生命線となっている。

 この傾向において、セルスのようなミスの少ない安定したシュートストッパーの存在は偉大である。GKのセービング能力を可視化するデータであるPSxG-GA(被枠内シュートによる失点期待値-失点数)は+2.9(+2.9失点防いでいる)で、これはフルシーズンを戦った選手の中では現状リーグトップ。勝利に直結するビッグセーブで快進撃の立役者となった。

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