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前田大然、今季活躍で価値はうなぎのぼり？

　セルティックに所属する27歳の日本代表FW前田大然が、2024/25シーズンのPFAスコットランド年間最優秀選手賞に選出された。今季の活躍により、売却される際には最高で5000万ポンド（約95億円）の価値があると、ヨハン・ミャルビー氏が太鼓判を押している。スコットランドメディア『セルティック・ウェイ』が5日に報じた。

　前田は2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍した後、同年7月に完全移籍へ移行した。その後はセルティックの主力に定着し、今季は公式戦48試合に出場して33得点12アシストを記録している。その結果、セルティック年間最優秀選手や得点王に輝いた。前田に対する注目度は増しており、リバプールやアーセナルなどが興味を示している。

　それを踏まえ、現役時代にセルティックなどで活躍したミャルビー氏は「私は専門家ではないが、前田を獲得するには間違いなく4500万ポンドから5000万ポンドは必要だと思う。ニコラス・キューンについては、シーズン序盤に3〜4カ月活躍しただけで2500万ポンドという話があった。だから、前田が1500万ポンドや2000万ポンドで売れることは絶対にない。確実に2500万ポンド以上だよ。スコットランドでプレーしている選手に対して、買い手が“トップ・オブ・トップ”の金額を出すことは基本的にないが、セルティックが彼を売るとしたら、2500万ポンド（約47億5000万円）以下で受け入れる理由はないだろう」と述べ、高額な移籍金が発生するとの見解を示した。果たして、前田は絶頂期にビッグクラブへ行くことになるのだろうか。