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「一つの時代が終わった」バルセロナに敗れてリーグ優勝から遠ざかったレアルに現地は厳しい評価「再構築が必要」「怠惰な瞬間」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

レアル・マドリードのキリアン・エムバペ

【写真:Getty Images】

マドリーに必要なものとは?

 スペイン・ラ・リーガ第35節、バルセロナ対レアル・マドリードの試合が現地時間11日に行われ、マドリーが3-4で敗北した。スペインメディア『AS』は11日に、伝統の一戦で痛恨の敗北を喫したマドリーについて、来季に向けてチームの再構築が必要だと厳しい評価を下している。

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 5分に、FWキリアン・エムバペのPKで先制したマドリー。14分にカウンターから追加点を決めてリードを広げるも、前半だけで4ゴールを許してしまう。70分に、エムバペがハットトリックを達成したが反撃はそこまで。残り3試合で両チームのポイント差は「7」に広がり、マドリーはリーグ優勝から大きく遠ざかった。

 同メディアは、「バルセロナによってリーグと一つの時代が終わった」と前置きし、今季のマドリーについて、次のように振り返っている。

「終わりを迎えた。バルサは間違いなくリーグ優勝に値する。FIFAがでっち上げた補習試験であるクラブワールドカップでその罪を償わない限り、マドリーは主要なタイトルを獲得することなくシーズンを終えるだろう。バルサによるゴールショーによって、レアルに必要なのは微調整ではなく再構築であることが分かった」

 そして、「マドリーは、シーズンを通じて負傷や不注意、そしてボールを保持していない時の怠惰な瞬間が何度も続いたことで不調に陥った。得点王のエムバペによるゴールでは、解決できない問題だ」と、チームが今季抱えていた問題について指摘した。

 現地では、ドイツ・ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンを指揮するシャビ・アロンソ監督が、来季からマドリーを率いるのではないかとの噂が持ち上がっている。

 同メディアは、「魂も計画もない一匹狼の集団であるレアルは、ふとした瞬間に集中力を失ってしまう。アンチェロッティは悪い結末を迎え、シャビ・アロンソは複雑なスタートを切ることになるだろう」と、マドリーは指揮官が交代したとしても、解決とはならない根深い問題を抱えていると強調している。

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