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遠藤航、来季は右サイドバックでプレーか
リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航が来季、大幅に出場時間を伸ばすかもしれない。夏に移籍する見通しのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに代わり、遠藤が右サイドバックに“コンバート”される可能性があると、英メディア『リバプール・ワールド』が12日に報じた。
ユルゲン・クロップ前監督のもとで重宝されていた遠藤だが、リバプール指揮官がアルネ・スロット氏に代わった今季はプレーする機会が激減。オランダ代表MFライアン・ブラーフェンベルフが主力の座に就いたことで、遠藤は“クローザー”として試合を締める役割を担うことになった。そして、少ないプレー時間の中でファウル数は多いが、それにもかかわらず一度もイエローカードを受けていないことが高く評価されている。
プレミアリーグ優勝を果たしたリバプールだが、来季に向けての不安材料がある。今季公式戦43試合に出場し4得点8アシストを記録したトレント・アレクサンダー=アーノルドが、契約満了に伴いフリーでレアル・マドリードへ移籍すると噂されている。そのため、リバプールは夏に右サイドバックを補強することは必須だろう。
しかし、同メディアはタイトルに「新たなジェイムズ・ミルナーを発見した。トレント・アレクサンダー=アーノルドの課題に対する1600万ポンドの解決策が浮上」とつけ、後釜として遠藤を選出した。続けて「彼の最近の役割は、かつてクロップ政権下で欠かせない存在だったミルナーに例えることができる。ミルナーは、その揺るぎない信頼性でほぼすべてのポジションをこなし、トレント・アレクサンダー=アーノルドの代役として右サイドバックを務めることも度々あった。アンフィールドのファンに愛される32歳の遠藤は、スロット監督の下でも、補強の有無に関わらずミルナーのような役割を担えるだろう。リバプールファンとしても、彼が来季もチームに残り、重要な役割を果たすことを歓迎するでしょう」と伝えている。出場機会を求めて移籍するという考えだけでなく、チーム内でポジションを変えるという選択肢も、遠藤にとってはメリットがありそうだ。
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