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室屋成、ハノーファー退団は｢既定路線｣か？

　ドイツ・ブンデスリーガ2部のハノーファー96に所属する31歳のDF室屋成は、ドイツを離れることになるかもしれない。現地メディア『ビルト』が、12日に報じた。今季の退団はほぼ確実で、日本への復帰の可能性を指摘されている。来季はどこでプレーすることになるのだろうか。

　室屋は今季ここまで公式戦27試合に出場。チームは残り1試合で8位に位置しており、1部への昇格の夢は叶わなかった。クラブとの契約は2025年6月までとなっており、契約更新をしていない。そのため、今夏の移籍は確実視されている。

　クラブ側からの正式な発表はないものの、退団は「既定路線」のようだ。日本人DFは「残るかどうかはまだ決まっていない。シーズン後に決めるつもりだ」と語っており、同メディアは「丁寧な言い回しだが、真実のすべてではない」と伝えている。

　また、室屋の妻と息子は、今夏に日本へ帰国する予定で、すでに引っ越しの準備も進んでいるようだ。さらに、Jリーグクラブからのオファーがあることを本人も認めていると報じている。Jリーグ復帰となれば、FC東京に在籍していた2020年8月以来。果たして、日本でのプレーを選択することとなるのだろうか。