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久保建英、セルタの守備陣の厳しいマークに苦しむ

　ラ・リーガ第36節、レアル・ソシエダ対セルタ・デ・ビーゴの試合が現地時間13日に行われ、ソシエダは0-1の敗戦を喫した。この試合でフル出場を果たしたソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、ゴールが生まれないことへの苛立ちが滲み出ていたと、スペイン紙『エル・デスマルケ』が13日に報じている。

　ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保やミケル・オヤルサバル、セルヒオ・ゴメスなどを先発起用。44分には、カウンターからセルタのアルフォンに先制点を決められてしまう。追いかける展開となったソシエダは、アンデル・バレネチェアやルカ・スチッチなどを投入して攻勢を強めるが、なかなかゴールを奪えない。久保は奮闘を続けたが得点を決められず、最終的にソシエダは0-1で敗れている。この結果、ソシエダは12位に沈み、UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）出場圏内の7位セルタとの勝ち点差が9に広がった。残り2試合で逆転することが不可能になり、ソシエダは来季のELを逃している。

　試合を振り返り、同紙は「日本人アタッカーの久保は、この試合を通して何をやってもうまくいかず、終始イライラした様子だった。セルタの守備陣の厳しいマークに苦しみ、何度も倒されながらもファウルの判定が得られず、主審に抗議する場面も見られた。それでも久保はチャンスを作ろうとボールを持っては何度もセルタ陣内へ切り込んでいったが、相手ディフェンスに阻まれてしまった」とし、敗れた瞬間には「選手たちは失意の表情を浮かべていた。特に久保は、ピッチに倒れ込んだまま、起き上がることもできず、何が起きたのか信じられない様子だった」と伝えている。

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