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【写真:Getty Images】
古橋亨梧は移籍?それとも…?
フランス・リーグアン第33節、レンヌ対OGCニースの試合が11日に行われた。試合はレンヌが2-0で勝利している。レンヌに所属するサッカー日本代表FW古橋亨梧は、ベンチ入りしたものの出番はなかった。フランスメディア『FOOTMERCATO』は13日に、古橋が今夏に移籍する可能性を伝えている。
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今冬の移籍市場で、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックからレンヌに加入した古橋。しかし、加入直後にホルヘ・サンパリオ元監督が解任されると、新たにハビブ・ベイェ監督が就任した。すると、指揮官交代の直後から構想外となり、出場機会をほとんど得ることができていない。
1月に加入してからわずか6試合しか出場できておらず、スタメンはデビュー戦の1試合のみ。直近の試合ではベンチ外が続いており、ニース戦では4試合ぶりのベンチ入りだった。
同メディアは、「驚くべき幽霊新入社員、古橋京梧」とタイトルをつけて、古橋の現状とチームの中での立ち位置について次のように言及している。
「冬の移籍期間における大型契約選手の古橋は、期待とは程遠い。ベイェ監督によってメンバーから除外された日本代表ストライカーには、レンヌでの将来はない。困難ではあったが、レンヌのシーズンは良い形で終了した。シーズンを通して順位表の後半に位置し、時にはレッドゾーン、降格圏にさえ陥っていた。夏の移籍期間の失敗とシーズン中のミスの結果、サンパオリ監督を解任している。状況を改善するために、冬に多額の投資を行った。いくつかの成功もあったが、いくつかの失敗もあった大きな移籍期間だった。そして、古橋にとっては悲惨なものだったと言えるだろう」
そして、「確かに、レンヌでの冒険のスタートを阻んだ肩の問題があった。しかし、身体的な障害だけが問題ではなかった。彼のプロフィールは、ベイェ監督が目指していたものとは必ずしも一致していなかったからだ。古橋は、サンパオリ前監督のために獲得された選手だ」と、移籍後すぐに監督が交代してしまったことが、古橋にとって誤算だったと指摘している。
また、「古橋の振る舞いはプロ意識が高く、チーム内では称賛されているものの、監督は頼りにしていない。27年6月まで契約が残っている同選手は、今夏の移籍が望まれている。無視してはいけないのは、依然として移籍金1200万ユーロ(約19億円)、つまり1分あたり10万ユーロ(約1600万円)かかっているということだ」と、クラブにとっては高くついた取引だったことを強調した。
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