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【写真:Getty Images】
まさかの降格プレーオフ行き
フランス・リーグアン最終節、LOSCリール対スタッド・ランスの試合が現地時間17日に行われ、ランスが1-2で敗れた。フランスメディア『football365』は17日に、最終節で敗北したことにより、ランスは過密日程を強いられることになったと伝えている。
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サッカー日本代表DF関根大輝、MF伊東純也、FW中村敬斗らが所属するランスは33試合を消化してリーグ戦8勝9分16敗を記録。勝点33で14位につけて今シーズンの最終戦を迎えている。降格プレーオフに回ることになる16位ル・アーヴルとは2ポイント差であり、最終節の結果次第で残留が決まる大一番だった。関根、伊東は先発出場し、中村は出場停止でメンバー外となっている。
37分に先制を許したランスだったが、60分に伊東のコーナーキックが起点となり同点に追いつく。試合はそのまま終わるかに思われたが、86分にランスDFジョセフ・オクムがリールFWチュバ・アクポムをペナルティエリア内で倒して痛恨のPKを献上してしまう。これを決められてしまい、ランスは1-2で敗北。ル・アーヴルが勝利したことで、16位に順位を落とし降格プレーオフに臨むことになった。
同メディアは、「ランスはプレーオフの地獄に陥る」と前置きし、「無事に試合を終えるかに思われたが、ペナルティキックですべてが変わった。シーズン終盤に悪夢のような夜を経験している。ル・アーブルは、100分にPKを獲得して15位へと躍進した。ほんの数分前まで、これから起こるドラマを予想もせずにリールのピッチを去ったランスにとっては考えられないシナリオだ」と、プレーオフに回ることになったランスの苦しい状況を伝えている。
降格プレーオフに臨むランスだが、フランス杯決勝が控えている。そのため、21日にプレーオフ第1戦、24日にパリ・サンジェルマンとのフランス杯ファイナル、そして29日にはプレーオフ第2戦と過密日程を強いられることになった。同メディアは、「8日間で3つのプレッシャーのかかる試合。スケジュールは悪夢になりつつある。」と、ランスに厳しい日程が待ち受けていることを強調している。