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【写真：Getty Images】
なでしこジャパン、ニルス・ニールセン監督の選考基準は？
日本サッカー協会（JFA）は20日、日本時間5月31日と6月3日に行われるサッカーブラジル女子代表戦に臨むなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）のメンバーを発表した。会見に臨んだニルス・ニールセン監督は、今回の選考基準と、DFとして選出した攻撃的な2選手の起用法についても話している。
ブラジル女子代表との2連戦を終えた後、6月23日〜7月3日まで海外遠征を行う予定。さらに、7月には東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会が控えており、代表活動が続く。ニールセン監督は選考基準について「3つの海外遠征が続くので、できるだけ色んな選手を試したい。ブラジルは非常に手強い相手なので準備ができている選手を中心に選んでいる。現時点でよりW杯に出場する可能性のある選手を選んでいる」と明かした。
初招集の日テレ・東京ヴェルディベレーザFW山本柚月と、フランクフルトFW千葉玲海菜はDF登録されている。山本について「日本人の選手で足りないのはサイドバック。まずはサイドバックでの起用を考えている。プレーイングタイムが多くなると思っている」と右SBでプレーさせることも示唆した。
また、千葉については「基本的には山本と同じ理由。チームとしても信頼できるので、今回選出した。本職がウインガーなのは分かっているが、サイドバックとしても考えている。ウインガーとの共通点も多い。代表ではサイドバックでも攻撃が求められる。清家貴子もサイドバックの可能性がある」と話している。
アメリカ女子代表などに勝利し、就任以降無敗のニールセン監督は、ブラジル女子代表に勝利することができるのだろうか。
（取材、文・構成：折原亘）
