なでしこジャパン・WEリーグ　最新ニュース

清家貴子が先制ゴール

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は現地時間2日、国際親善試合でサッカーブラジル女子代表と対戦し、1-2で敗戦した。ブラジル遠征で2連敗だが、らしい攻撃から清家貴子が先制ゴールを決めている。スコアレスで迎えた後半のキックオフ直後に決まった電光石火の得点だ。

　スタメンを6人変更して臨んだ第2戦では、カウンターや前線からのプレスが効いており、ブラジル女子代表を苦しめていた。

　前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々に先制点を奪う。右からのクロスボールのこぼれ球をサイドバックに入っていた千葉玲海菜が拾ってパスを送り、ボールを受けた籾木結花が藤野あおばへ送る。そこから松窪真心がリターンすると、藤野が右足でラストパスを供給する。最後は清家が合わせてゴールネットを揺らした。

　流れるようなパスワークで先制点を叩き込んだ。藤野のアウトサイドでのパスは鮮やかだった。これで1点をリードしたが、54分にコーナーキックからオウンゴールで失点。79分にはカウンターからジョンソンに決められ、逆転弾を許し、そのまま敗北を喫した。