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【写真：編集部】

チェイス・アンリがW杯出場へ強い思いを明かす

　シュトゥットガルトのチェイス・アンリは14日、横浜市内で行われた小学生を対象にしたイベント「遠藤航カップ2025」に参加した。サッカー日本代表の遠藤航や関根大輝らと一緒に小学生とサッカーを楽しんだ。イベント後に取材に応じたアンリは、開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ（W杯）26・北中米大会への思いを口にした。

　サッカー日本代表の遠藤航が毎年開催している小学生向けのサッカー大会にゲストとして登場したチェイス・アンリ。

　3月に左内転筋の筋線維断裂のけがの影響で松葉づえを突いての参加だったが、「僕はけができょうはできなかったですけど、子どもたちと一緒にサッカーしたり、しゃべったりして楽しかったので、またやりたいですね」と純粋にイベントを楽しんだようだった。

　福島の尚志高校を卒業後に2022年の7月、Jリーグを経由せず、ドイツのシュトゥットガルトと契約。身長188cmの体格を活かしたヘディングと対人守備の強さを売りにし、今季トップチームに登録されると、去年の8月にブンデスリーガデビュー。さらに、欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場も果たした。

　これまで各世代別の代表には招集経験があるが、A代表入りはまだない。今月行われたW杯アジア最終予選で若手が躍動する姿を見て、W杯への思いは増している。

　現在は負傷中だが、「来年のワールドカップに自分は行けると思っている。全然ここから復帰して試合に出て、絶対もう自分が余裕で行けると思っているので。目指しているので、そこら辺は心配ないですね」と遠藤がいる前でW杯出場への思いをはっきりと述べていた。

（取材・文：編集部）