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長野風花がクラブ年間ベストゴールにランクイン

　イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）のリバプール・ウィメンに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）MF長野風花が、クラブの年間ベストゴールにランクインした。男子、女子、ユースチームの中から選ばれ、クラブ公式Xが選出された20ゴール全てを公開している。

　現地時間27日に行われるサッカースペイン女子代表との一戦に選出された長野は、リバプールで中心選手として活躍している。2024/25シーズンは公式戦26試合に出場し、1ゴール3アシストを記録した。

　長野が昨季唯一得点を決めた試合は、3月15日に行われたマンチェスター・ユナイテッドWFCとのWSL第16節。スタメン出場を果たし、42分のオリビア・スミスの得点をアシストすると、前半アディショナルタイム（AT）に追加点を奪う。

　自陣でボールを奪い、カウンターを発動。右サイドを抜け出したサマンサ・メアリー・カーはペナルティエリア内から中央へパスを送り、これに反応した長野がダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。柔らかいタッチの一撃は精度抜群。キック精度の高い長野らしい得点だった。

　これがリバプールの年間ベストゴールの12位にランクインしている。2023年のFIFA女子ワールドカップを制したスペイン女子代表とパリ五輪以来の再戦で、なでしこジャパンの背番号10の実力を見せることができるのだろうか。