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田中碧、プレミアリーグでも活躍する？

　英メディア『フラッシュスコア』が19日に「プレミアリーグ昇格の各チームで注目の選手」と題し、それぞれのクラブから一人ずつ指名した。昨季のEFLチャンピオンシップ（英2部）で優勝と昇格を果たしたリーズ・ユナイテッドでは、26歳の日本代表MF田中碧を選出している。

　田中は2021年6月に川崎フロンターレからドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフへ期限付き移籍した後、2022年4月に完全移籍へ移行した。2024年8月にはリーズへ移り、昨季はリーグ戦43試合で5得点2アシストを記録し、チームの躍進に大きく貢献している。その活躍を受け、EFL年間ベストイレブンに選出された。さらには、チャンピオンシップ年間MVPにもノミネートされている。

　それを踏まえ、同メディアは「チームの課題の一つは、チャンピオンシップでは抜けた存在だが、プレミアリーグでは通用するかは未知数という選手が複数いることだ。そんな中で、プレミアリーグでも成功を収める可能性が高いと見られているのが田中である。昨季開幕当初は無名に近い存在だったが、すぐにチームに欠かせない存在となり、リーズの中心選手として定着した」と評価。

　続けて「彼の真の魅力は、守備と攻撃を繋ぐ中盤でのプレーにある。昨季は533回の攻撃的キャリー（ボールを前方に運ぶ動作）を記録し、リーズが数多くの試合で主導権を握る原動力となった。守備面でも非常に安定しており、シーズンを通じて194回のデュエルに勝利。217回のボールリカバリーを記録している。彼の中盤での働きは、昨季のリーズの成功の鍵であり、来季プレミアリーグでの残留を目指す上で、極めて重要な要素になる」と伝え、田中を注目選手として選出した。果たして初のプレミアリーグで、どんな活躍を見せるのだろうか。