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古賀塔子のスーパーゴール！

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は現地時間27日、国際親善試合でスペイン女子代表と対戦する。オランダ1部のフェイエノールトに所属する19歳のDF古賀塔子は、これからのなでしこジャパンの未来を背負うCBだ。昨季、超ロングシュートでスーパーゴールを決めた。

　パリ五輪以来の再戦となるスペイン女子代表。池田太監督体制での前回対戦では先制ゴールを決めるも、パスサッカーを展開し、ボールを保持しながら試合を進める相手をなかなか崩せず。結局、1-2で敗北を喫した。

　ニルス・ニールセン監督が就任し、アメリカ遠征は3連勝で終えた。コロンビア女子代表には勝利するも、続くブラジル女子代表との2連戦では長谷川唯の不在も響き、連敗で終えた。今回も長谷川がコンディション不良で不参加となっているが、3連敗は避けたいところだ。

　スペイン遠征のメンバーに招集された古賀は、フェイエノールトの主力に定着。2年目の昨季は21試合の出場で3ゴールを記録した。主にCBでプレーしながらも、しっかりとゴールという結果も残している。

　2024年12月16日に行われた女子エールディビジ第10節のエクセルシール戦でスーパーゴールを決めた。3-2の1点リードで迎えた84分、左サイドでボールを奪った味方からパスを受けると、3人に囲まれながらも抜群のテクニックで突破。そのまま自ら運んでいき、ゴールから距離があったにも関わらず、右足を振り抜く。GKはボールに触れるも、ゴールに吸い込まれた。

　長距離からのロングシュートが決まっている。その前のドリブルも圧巻で、巧さが凝縮された一撃だった。まだ19歳と若い古賀は、今後のなでしこジャパンの未来だ。