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【写真:Getty Images】
なでしこジャパンDF南萌華がスペイン戦へ抱負
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)が23日、スペインのマドリードで27日に行われるスペイン女子代表との国際親善試合へ向けて羽田空港から出国した。出発前に取材に応じた南萌華は、21日にイングランド女子スーパーリーグのブライトンへの移籍が決まったばかり。新天地で新たなスタートを切る。
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「なでしことしても新しいスタートを切った中で、自チームがシーズンの大半を占める中で、私も新しいチャレンジをして、また成長していく必要があるのを考えた。イングランドのスーパーリーグもすごいレベルが高い試合を毎試合できるところは自分にとってもプラスかなと思ったので移籍を決断したっていう感じです」
南はイタリア1部のローマからイングランド1部のブライトンへ移籍した経緯についてこう話した。ブライトンには同じく日本代表の清家貴子もいる。
「もともと貴子とは一緒にやってましたし、ポジションは全く違いますけど、良い形で貴子にパスを出したりっていうのは、(浦和)レッズ(レディース)のときからもできていたので、そこを継続してできればいいなと思いますし、また一緒にやれるのはすごいワクワクしています」
ブライトン移籍の1番の決め手はなでしこジャパンだった。
「1番はスーパーリーグの中でもすごいボールをつなぐチームっていうところ。今のなでしこのコンセプトにもぴったり合ってるのかなと。自分もビルドアップのところは一番伸ばしたい部分なので、チームの中でも成長できるかなと思います」となでしこジャパンの中心選手として戦うことをベースに決断を下したようだ。
なでしこジャパンは去年12月にニルス・ニールセン監督を新たに迎えた。今年2月のシービリーブスカップでアメリカを破り、初タイトルを獲得。なでしこジャパンにとっても南にとっても新たな転換点を迎えているのかもしれない。
27日に国際親善試合で対戦するのはスペイン。去年のパリ五輪では1-2と敗れた相手でもある。
「私たちも監督が変わったりして、いろいろ変化がある中での試合になるので、この前の試合とはまた違った戦いになるかなとは思います。一つ一つの技術の高さはスペインもありますし、そこをいかに自分たちも発揮していけるかだと思う。とにかく今はいろんなことにチャレンジしながら、トライしながら、チームとしてプラスになるような試合をしたいなと思ってます」
チームとしても個人としてもスペイン戦でのチャレンジが今後の成長に繋がるのだという南。「ボールを保持し、攻守に主導権を握る」ニールセン監督が目指すサッカーを体現できれば、強豪国・スペインを相手にも勝機はあるはずだ。
(取材・文:編集部)
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