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【写真：編集部】

橋岡大樹のW杯への強い思い

　「SAMURAI LESSON 町田浩樹＆橋岡大樹のサッカー教室」が22日、J-SOCIETY FOOTBALL PARK多摩で行われた。町田とともに参加した小学生とサッカーを楽しんだ橋岡大樹は取材に応じ、来年行われるFIFAワールドカップ（W杯）北中米大会への思いを口にした。

「みんながサッカーを楽しんでくれてたのが本当に良かったなと思っていて。僕も本当に楽しんだんですけど、それ以上にみんなが元気にやってくれたんで、今後のサッカー、日本のサッカーは未来が明るいなと思いました」

　不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社が主催した今回のサッカー教室では、約90人の小学生とともにサッカーボールを蹴って楽しんだ。自身も生まれ育った埼玉のクラブ、浦和レッズの福田正博さんと子どもの頃にサッカーをし、「サッカー選手ってかっこいいなってすごい思って。そこからずっとサッカー選手になりたいと思って」やってきた。

　その夢を叶えた橋岡は現在、逆の立場となって子どもたちと接している。「あの人かっこいいな、すごいなっていう。ああいう風になりたいなって思わせられるようにならないといけない」と気持ちを新たにできたようだ。

　自身は今季、イングランド2部のルートンで負傷の影響もあり、出場は17試合にとどまり、シーズン終盤はベンチ外が続いた。チームは22位と苦戦して、来季は3部降格が決まっている。

「僕自身こういう経験をしたことがなかったので、（シーズン終盤は）試合に出てないっていうのもそうですし、まず降格する経験自体なかった中でチームが2年連続降格。降格したチャンピオンシップでまた降格したのも初めてだったので、正直辛いシーズンを送ったと思います」

　去年11月のW杯アジア最終予選を最後に招集から遠ざかっている厳しい状況だが、橋岡は開幕まで1年を切ったW杯メンバー入りをあきらめていない。

「去年から今年の1年を考えても、1年でめちゃくちゃ選手って変わると思う。それこそ状況も変わると思うので、そういう意味ではこの1年でいくらでも自分は（メンバーに）入れるなと思う。W杯には絶対出たい。今シーズンはじめから活躍して、代表にもう1回選ばれてW杯で活躍したいなと思ってます」

（取材・文：編集部）