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【写真:Getty Images】
なでしこジャパンMF長野風花がスペイン戦へ抱負
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)が23日、スペインのマドリードで27日に行われるスペイン女子代表との国際親善試合へ向けて羽田空港から出国した。出発前に取材に応じた長野風花は、去年のパリ五輪で敗れたスペインとの再戦に「すべてを出し切る」と意気込みを述べた。
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スペインは2023年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)の王者で、国際サッカー連盟(FIFA)が発表している最新の女子FIFAランキング(6月12日付)で2位につけている(日本は7位)。7月2日に開幕するUEFA女子ユーロ2025(欧州女子選手権)に向け、万全の状態で臨んでくることが予想される。
「スペインもユーロ前でかなり仕上がってると思いますし、元々すごく技術も高いし、すごい強いチーム。私たちはコンディションもチームとしてはバラバラですけど、その中でしっかりできることをまずやって、何かを掴むとかよりも本当に自分たちのすべてを出し切って勝利に繋げたいなと思います」
チームとして完成された強豪国のスペインにどのように戦うのか。長野は去年のパリ五輪初戦で圧倒的にボールを保持され、1-2で敗れたスペインとの試合にも触れてこう語った。
「W杯のときもパリのときも本当にスペインにほぼボールを持たれて、私たちも頑張って守備したけど、前に行くパワーが守備し過ぎて残ってないところがあった。今回は相手に持たれる時間帯も絶対に出てくると思うんですけど、私たちも奪ったときにすぐ失わないとか、今までとは違う戦い方をしないといけない。私たちもしっかりボールを持ちながらゴールを目指せる戦い方をしたいなと思います」
5月末からのブラジル遠征では2試合を行い、ブラジルに2連敗を喫した。長野は、「相手の勢いや技術に本当に押されてしまったし、私たちの良さである距離感が良くて失った後もすぐに奪い返せるところがブラジル戦では中々出すことができなかった」と直近の代表活動での課題を挙げて、スペイン戦で大事にしたいことについて言及した。
「ニルス(・ニールセン監督)さんになって今まで積み上げて意識してやってきた距離感の良さはブラジル戦から改善して出していきたい」
(取材・文:編集部)
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