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19年前の芸術弾! ベッカムが決めたスーパーゴールは今見ても凄い! 体調不良の中で沈めた決勝点

text by 編集部 photo by Getty Images

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2006年ドイツワールドカップのイングランド代表MFデビッド・ベッカム
【写真:Getty Images】

デビッド・ベッカムの直接FK弾

 FIFAワールドカップの公式『X』は25日、「2006年の今日、デビッド・ベッカムのクラシックなフリーキック!」と記し、2006年のドイツ大会でベッカムが決めた直接FKでのゴール動画を投稿した。その得点は、完璧なコースに蹴り込んだスーパーゴールだった。

 

 2006年の現地時間6月25日、シュツットガルトで行われた決勝トーナメント1回戦のイングランドとエクアドルの一戦。0-0で迎えた60分、当時31歳のベッカムが試合を動かす。ゴールから35m程の位置でFKを獲得したイングランド。キッカーを務めた背番号「7」の独特のフォームから放たれたシュートは、相手GKの手を掠めてゴール左に吸い込まれた。試合中に体調不良を起こしていたキャプテンが、大一番でチームに先制点をもたらした。

 このゴールが決勝点となり、なんとかイングランドはベスト8に駒を進めた。その後の準々決勝で、ポルトガルと対戦したスヴェン=ゴラン・エリクソン監督率いるチームは、PK戦までに及んだ激戦で敗れ、大会を後にした。

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