フットボールチャンネル

フォーカス 5か月前

最も変わったのは!? 2024/25シーズン、市場価値が上昇したクラブランキング1〜5位。トップは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー最新ニュース

 欧州の2024/25シーズンはパリ・サンジェルマンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初制覇で幕を閉じた。例年以上に激動となった1年間で最も価値を伸ばしたチームはどこなのか。今回は、24/25シーズンの1年間で最も市場価値が上昇したクラブをランキング形式で紹介する。※市場価値は『transfermarkt』を参照。2024年9月1日以降の上昇額で計算

5位:コモ(イタリア)

コモMFニコ・パス
【写真:Getty Images】

市場価値:1億8800万ユーロ(約300.8億円)
上昇額:8200万ユーロ(約131.2億円)

 5位には、セスク・ファブレガス監督の下で急速に力をつけるコモがランクインした。

 セリエA昇格1年目の2024/25シーズンは、開幕時と閉幕時で別のチームと言っても過言ではないほどにメンバーが入れ替わっている。インドネシアの著名な資産家であるオーナーの潤沢な資金力を武器に大型補強を続けており、夏に20人、冬に10人と契約した。

 どうしてもセルジ・ロベルトやペペ・レイナのようなネームバリューや実績重視の大物の獲得が目立つが、それ以上にインパクトが強かったのが期待されている逸材の獲得だ。

 その中でも最も大きなインパクトを残したのが、レアル・マドリードから獲得したニコ・パスである。卓越したスキルと攻撃センスでコモの前線を牽引し、市場価値は1000万ユーロ(約16億円)から3500万ユーロ(約56億円)までアップ。昨年10月には20歳でアルゼンチン代表デビューを飾った。

 他にも冬補強のアサン・ディアオが半年間で900万ユーロ(約14.4億円)から3000万ユーロ(約48億円)までアップ。今夏もディアオと同じくレアル・ベティスからヘスス・ロドリゲスを引き抜くことが決定的となっており、彼らの市場価値はまだまだ上昇を続けそうだ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!