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栗島朱里のマインツ移籍を発表

　WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは2日、30歳のMF栗島朱里がドイツ・女子ブンデスリーガ2部のマインツへ完全移籍することを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。栗島は今季、本当にDFとして起用されていたのかと疑うほどのゴールを決めている。

　浦和レッズレディースの下部組織出身である栗島は、2013年にトップチームへ昇格。なでしこリーグ時代からチームを支え、主にボランチで起用されていた。近年はチーム事情もあり、主に左サイドバックでプレー。2024/25シーズンはリーグ戦22試合の出場で1得点を挙げた。

　そんな栗島が2024/25シーズンのWEリーグで唯一奪ったゴールは、FW顔負けのシュートからだった。第9節大宮アルディージャVENTUS（現RB大宮アルディージャWOMEN）との埼玉ダービーに左SBとして先発出場を果たすと、34分に得点を奪う。

　右SBの遠藤優がペナルティエリア内に侵入し、ファーサイドへクロスボールを供給。これに栗島が滑りながらダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。SB同士の連係から決めた強烈な一撃だった。

　新シーズンはドイツでプレーする栗島は、新天地で活躍を果たすことができるのだろうか。