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久保建英、新天地はプレミアリーグ？

　エバートンを率いるデイヴィッド・モイーズ監督が、MFジャック・ハリソンとデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムが抜けた穴を埋めるため、右ウイングの補強を最優先事項と考えているようだ。そして、レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英を狙っていると、英メディア『チームトーク』が7日に報じている。

　ハリソンは昨季公式戦38試合に出場した主力選手だが、期限付き移籍終了に伴いレンタル元のリーズ・ユナイテッドに復帰した。また、リンドストロムもナポリに戻っている。一度に二人も右ウイングを失ったことで、そのポジションの補強が急務となっている。ターゲットとしては、久保とイプスウィッチ・タウンのオマリ・ハッチンソンの名前が浮上しており、特に久保に関しては「信憑性の高い出所から情報を得ており、我々の情報筋も、エバートンが彼に強い関心を寄せていることを確認している」と、同メディアは強調した。

　久保について、同メディアは「彼はエバートンにとって、本気の補強と言える存在だ。クラブとしても、モイーズ監督が求める右サイドの攻撃を強化できる適切なタイプの選手に、今夏の予算の大部分を投じる意思がある。彼は注目すべき選手の一人ではあるが、現時点で移籍に関して具体的に進展していることは確認できていない」と伝えている。果たして、これからエバートンが久保に急接近することになるのだろうか。