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古橋亨梧、ようやく新天地が決定
チャンピオンシップ(英2部)のバーミンガム・シティが5日、スタッド・レンヌに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧を獲得した。今夏の移籍市場でトップレベルの選手を多数揃え、連続昇格へ向けての本気度がうかがえると、英メディア『フットボール・インサイダー』が7日に報じている。
古橋は2024年までスコットランド1部のセルティックで主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得していた。ただ、今年1月にステップアップを目指して移籍したレンヌでは出場機会に恵まれず、6試合のプレーにとどまっている。そのため新たな新天地を求め、退団するとの見方が強まっていた。
そんな中、古橋の獲得に動いたのがバーミンガムだ。同クラブは昨季、EFLリーグ1(英3部)で戦っていたが、34勝9分3敗の勝ち点111で優勝を果たし、降格から1年での2部復帰を果たしている。そして、2年連続の昇格を成し遂げるため、戦力強化に向けて積極的な補強を行っていた。ジャマイカ代表FWデマレイ・グレイとイングランド人MFトミー・ドイルを獲得したのに続き、今度は古橋をチームに加えている。
同メディアは「連続昇格を目指している」とし、「ヨーロッパのトップリーグで通用する実力を持つ古橋を加えたことは、バーミンガムの本気度を示すものだ。同クラブはイングランド2部への復帰を果たしたばかりだが、明らかにプレミアリーグ復帰を視野に入れており、今夏の補強戦略がその意志を物語っている」と伝えた。大きな目標を達成する上で、古橋の活躍は非常に重要になるだろう。
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