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なでしこジャパンと最終戦で激突

　サッカー中国女子代表は16日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国第3節でなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）と対戦する。1勝1分で迎えた最終戦で勝利すれば、優勝が決まる一戦。中国女子代表で背番号10を背負うワン・ヤンウェンは第2節のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦でスーパーゴールを決めている。

　第1節で韓国女子代表との2-2の撃ち合いを演じた中国女子代表は、8分に先制ゴールを記録。続く16分に追加点を奪い、2点リードで折り返す。68分までに2点を返され、同点に追いつかれるが、82分に勝ち越しゴールが決まる。

　相手陣内でルー・ヤントンがボールを奪い、パスを送ると、これを受けたヤンウェンがドリブルでペナルティアーク手前まで運び、右足でミドルシュートを放つ。ボールはゴール右へ突き刺さった。相手GKが一歩も動けないほどの強烈な一撃が決まった。

　これで勝ち越した中国女子代表は後半アディショナルタイム（AT）に追加点を決め、4-2で勝利を収めた。チャイニーズ・タイペイ戦でスーパーゴールを決めた背番号10は、なでしこジャパンも注意しなければいけない選手だ。