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エバートン、フランシスコ・コンセイソンの獲得に失敗

　エバートンはポルトガル1部のポルトに所属する22歳のポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの獲得に動いていたが失敗に終わったようだ。そのため、補強のターゲットをレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英に変更するかもしれない。英メディア『ハードタックル』が16日に報じている。

　コンセイソンは2024年8月にユベントスへ期限付き移籍すると、昨季は公式戦40試合で7得点6アシストを記録した。チームに貢献する活躍を見せていたが、レンタル期間満了に伴い、今年7月にポルトへ復帰している。ユベントスは完全移籍での獲得を目指し動いているが、同様にウイングの補強を計画しているエバートンも同選手の獲得へ向けて交渉を続けていた。そして、契約解除条項を満たす3000万ユーロ（約48億円）のオファーを提示している。

　しかし、同メディアによると「選手本人がエバートン移籍を断った」という。その上で、契約解除金が4500万ユーロ（約72億円）に引き上げられたようだ。ホルヘ・メンデス氏が代理人を務めていることも影響した可能性がある。エバートンの今後の展開として、同メディアは「新たな人材の補強も視野に入れているようだ。エバートンはコンセイソン以外にも久保など複数の候補をリストアップしている」と伝え、別のターゲットに切り替えることを示唆した。