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遠藤純が実戦復帰でゴール

　アメリカ・ウィメンズ・サッカーリーグ（NWSL）のエンジェル・シティは現地時間19日、ベイFCとトレーニングマッチを行い、1-1で引き分けた。エンジェル・シティに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）FW遠藤純が大怪我から復帰を果たし、いきなりゴールを決めた。

　パリ五輪アジア最終予選のメンバーに選出されていた遠藤は2024年2月15日、トレーニングキャンプで負傷し、左膝前十字靭帯損傷と診断され、最終予選への参加を辞退した。そこから懸命なリハビリを続け、ついに復帰。6月8日のシカゴ・スターズ戦で初のベンチ入りを果たし、続く15日のノースカロライナ・カレッジ戦でもメンバーに入っていたが、実戦復帰はお預けとなっていた。

　サマーブレイク中のエンジェル・シティはトレーニングマッチでベイFCと対戦。遠藤は前線でスルーパスに抜け出し、スライディングをしながら左足でシュートを放ち、これがゴール右に吸い込まれた。怪我の恐怖を感じさせないスライディングでのシュートで強烈な一撃を決めた。

　なでしこジャパンでは左サイドバックでプレーしていた遠藤は、もともと攻撃的な選手。現在は、北川ひかるが左SBに君臨しており、遠藤は左ウィングやサイドハーフでの起用が予想される。なでしこジャパンにとっても、レフティの復帰は朗報だ。