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「戦力外は得策ではない」遠藤航、リバプールの連覇に不可欠!英紙が太鼓判「必要に応じてCBでも起用可能」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、引き続きトップチームの一員として必要

 リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は、来季も同クラブで戦うことを誓っている。ただし、今夏の補強次第で、さらに序列が下がるかもしれない。それでも連覇を目指す上で必要不可欠な存在であると、英メディア『ラウジング・ザ・コップ』が22日に報じている。

 

 リバプールは2023年8月にシュトゥットガルトから移籍金1600万ポンド(約30億4000万円)で遠藤を獲得した。加入当初は過小評価されていたが、ユルゲン・クロップ前監督が起用を続けたことで、最終的に評価は一変した。それでも監督交代後、アルネ・スロット新監督のもとでは出場数が大幅に減少している。ただ、リバプールがリードした状態で途中投入された試合では、“クローザー”のような役割を担い、守備でチームの勝利に貢献する働きを見せていた。そのため、短いプレー時間にもかかわらず、遠藤に対する評価は高くなっている。

 そして、同メディアは「昨季を通じて、遠藤は今なお高い守備力を保っており、必要に応じてセンターバックでも起用可能であることを証明した」とし、来季はCBでの起用回数が増えることを予想している。とはいえ、リバプールはクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイの獲得を検討しており、出場数の増加は容易ではない。

 それを踏まえた上でも、同メディアは「遠藤は引き続きトップチームの一員として必要だ」と強調し「スロット監督にとって、第4のベテランCBの存在は、シーズンを通したローテーションの観点でも理想的だ。遠藤の豊富な経験とユーティリティ性を考えると、たとえキャリア終盤に差し掛かっているとはいえ、完全に戦力外とするのは得策ではない」と主張している。

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【了】

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