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遠藤航の残留決断は、リバプールにとっても重要な出来事だった?
リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航が、来季も同クラブに残留という決断を下したことは、非常に重要な出来事かもしれない。チームに欠かせない選手であると、現役時代にリバプールでプレーしたルーカス・ペッツィーニ・レイヴァ氏が太鼓判を押した。英メディア『ディスイズ・アンフィールド』が28日に報じている。
遠藤はユルゲン・クロップ前監督のもとで出場機会を増やしつつあったものの、アルネ・スロット新監督に代わって以降はプレー時間が激減。先発出場やフル出場を果たした試合はFAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が多く、プレミアリーグでは1試合のスタメンにとどまっていた。それでもリバプールがリードした展開で途中起用された時は“クローザー”のような役割を担い、守備で勝利に貢献する活躍を見せ、出番が少ない中でも高い評価を受けている。
それを踏まえ、同メディアのインタビューに応じたレイヴァ氏は「遠藤はこの2シーズンで大きな役割を果たしてきたと思う。昨季は確かに出場機会が減ったけど、彼のプロ意識やメンタリティを見ていると、成功に値する選手だというのは確信しているよ。途中出場した試合では常に存在感を発揮していた。彼こそ、良いチームに必要な存在なんだ。毎試合出る選手だけが重要ではない。出場機会が少なくても、チームにとって大きな役割を果たす選手こそが大事なんだ。彼のプレーを見るのが本当に好き。彼は日本代表の中心選手であり、素晴らしい人柄であることも間違いないよ」と、高評価を下している。
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