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【写真：Getty Images】
日本人コンビが躍動
フェイエノールト（オランダ・エールディヴィジ）対VfLヴォルフスブルク（ドイツ・ブンデスリーガ）のプレシーズンマッチが現地時間2日に行われた。この試合では、サッカー日本代表FW上田綺世がDF渡辺剛のスルーパスからゴールを決めている。
今夏の移籍市場で、ベルギー・プロ・リーグのKAAヘントからフェイエノールトへ加入した渡辺。ヴォルフスブルクとのプレシーズンマッチでは、上田とともに先発出場を果たした。
26分、MFセム・スタインのパスに反応した上田がゴールを決めて、フェイエノールトが先制に成功する。迎えた49分、日本人コンビから追加点が生まれた。
ピッチ中央付近でパスを受けた渡辺は、前を向くと相手最終ラインの裏に向けてスルーパスを送る。このボールに反応したのが上田だ。素早い反応で加速し相手DFを追い抜くと、右足で流し込み追加点を記録している。渡辺の見事なスルーパス、そして上田の素晴らしい動き出しから生まれたファインゴールだ。
その後、フェイエノールトは2点を追加した。
しかし、79分にスタンドにいたサポーターが医療処置が必要となったことにより試合は一時中断。フェイエノールトのX公式アカウントでは、「試合は中止となった。サポーターは意識があり、さらに医療処置を受けるため病院へ搬送される」と、その後の顛末を伝えている。
プレシーズンマッチの全日程を消化したフェイエノールトは、現地時間6日にUEFAチャンピオンズリーグ3次予選1stレグでフェネルバフチェと対戦する予定だ。その後、10日にNACブレダとのエールディヴィジ開幕戦を迎える。
