なでしこジャパン・WEリーグ 最新ニュース
【写真:竹中愛美】
WEリーグ開幕直前イベントでなでしこジャパン組も笑顔
日本女子プロサッカーリーグ、WEリーグのキックオフカンファレンスが8月4日、東京都内で開催された。8月9日の開幕を前に全12クラブの選手が一堂に集結。発足5年目となる新シーズンに向けて各クラブの代表選手が笑顔で意気込みを語った。
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トークセッションでは、開幕戦の対戦カードごとにそれぞれが意気込みを語る場面があり、昨季の優勝チーム、日テレ・東京ヴェルディベレーザの菅野奏音は「WEリーグが始まってから神戸には勝てていないので、絶対勝てるように頑張ります」と10日のINAC神戸レオネッサ戦への抱負を述べた。
対するINAC神戸の成宮唯は「菅野選手とは仲が良いんですけど、今週試合なんで、ベレーザの心臓をぶっ潰す勢いで10番対決は負けないです」と応戦している。
さらに、今季の自身の推しポイントを聞かれたコーナーでは、三菱重工浦和レッズレディースの高橋はなが「笑顔」と書いたフリップを見せた瞬間、なぜか苦笑いを浮かべるシーンが。
「(AC長野パルセイロ・レディースの)三谷(沙也加)選手と被ってしまって申し訳ない」と切り出し、「そんなときも笑顔でいられる私っていうことで、三谷選手の笑顔を超えることは本当に高い壁が立ちはだかると思うんですけど、三谷選手が笑顔のときは私も笑顔で、私が笑顔のときは三谷選手が笑顔で。ここにいる全員笑顔になれたと思うので、これぞまさにっていうところで今シーズンもよろしくお願いします」と高橋節全開で会場を沸かせていた。
また、夏休み特別企画と題して、小学生による選手へのインタビューが行われ、「子どもの頃は何になりたかったですか」という質問に、高橋は「プロサッカー選手になりたいって思う前はプリキュアになりたかったです」とここでも会場を笑顔にさせるなど、イベントの盛り上げに一役買っていた。
WEリーグは、発足5年目のシーズンへ。高橋は「1番大事なのはサッカーだと思うので、そこが疎かにならないようにというか、サッカーで魅せられることが1番じゃないかなと思います」とサッカー自体の魅力でWEリーグを盛り上げていきたいと語った。
(取材・文:竹中愛美)