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INAC神戸が開幕戦を制す

　INAC神戸レオネッサは10日、2025/26 SOMPO WEリーグ 第1節で日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦し、2-0の勝利を収めた。クラブ公式インスタグラムには、INAC神戸を率いる宮本ともみ監督が、試合後に選手たちとともに喜ぶ様子が投稿されている。

　宮本新監督の初陣は、昨季のWEリーグ女王との一戦。吉田莉胡や大熊環などの新戦力がスタメンに起用された。前半をスコアレスで折り返すと、63分に先制ゴールを決める。GK大熊茜からのロングフィードを左サイドで受けた愛川陽菜はマイナスのパスを供給し、成宮唯がダイレクトシュートを放つ。グラウンダーのボールがゴール左に吸い込まれた。

　続く88分には、久保田真生のクロスに吉田が合わせ、移籍後初ゴールをマーク。試合は2-0のまま終了し、INAC神戸が開幕戦を制した。

　宮本監督は試合後、「みなさん、最高です！」と叫ぶと、選手たちは「イエーイ！」と喜びを表現。さらに、指揮官は「来週も楽しみにしています！」とコメントし、「観客！？第三者みたい（笑）」とツッコミを受けた。

　INAC神戸での初めての公式戦を終えた宮本監督は、WEリーグ初年度の2021/22シーズン以来の優勝に導くことができるのだろうか。