平川陽菜がトップチーム初ゴール

　三菱重工浦和レッズレディースは17日、2025/26 SOMPO WEリーグ第2節でアルビレックス新潟レディースと対戦し、5-0の勝利を収めた。浦和レッズレディースに所属する16歳のMF平川陽菜が、クロスボールに巧みに合わせてトップチーム初ゴールを決めた。

　伊藤美紀の2ゴールと丹野凜々香の得点で前半を3点リードで折り返すと、67分に4点目が決まる。島田芽依の落としから伊藤がクロスを供給し、平川が左足のダイレクトボレーシュートでゴールネットを揺らした。16歳とは思えない落ち着きを見せ、しっかりと合わせた。その後、伊藤がハットトリックを達成し、浦和レッズレディースが5-0で今季初勝利を手にした。

　トップチーム初ゴールを記録した平川は、昨年のU-17女子ワールドカップに飛び級で出場した逸材。浦和レッズレディースの下部組織出身で2024年8月に昇格し、昨季は6試合の出場だった。開幕戦は出場機会を得られずに終わったが、今季初出場でいきなりゴールを記録。今後のプレーにも注目が集まる。