【写真:Getty Images】
元なでしこジャパン近賀ゆかり氏が自身の経験を女子サッカー界へ還元
日本サッカー協会(JFA)は20日、元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)で活躍し、昨季で現役引退した近賀ゆかり氏が女性初のロールモデルコーチに就任することを発表した。ワールドカップ(W杯)やオリンピック(五輪)など大舞台での経験を今後の女子サッカー界に還元していくこととなる。
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7月から日本女子プロサッカーリーグ、WEリーグの特任理事を務める近賀氏は、アンダーカテゴリーの日本女子代表チームをはじめ、JFAが推進する若年層の強化および普及活動に携わる。
近賀氏は日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ) でキャリアをスタートさせ、INAC神戸レオネッサへ移籍すると、なでしこリーグ3連覇を果たすなど黄金期を築きあげた。その後もイングランドのアーセナルやオーストラリア、中国のクラブと4か国でプレーした。
代表でも運動量とスピードを武器に不動の右サイドバックとして活躍。初優勝に輝いた2011年ドイツW杯や銀メダルを獲得した2012年のロンドン五輪では全試合にフル出場し、チームの勝利に貢献するなど、なでしこジャパンでのキャリアも豊富だ。
昨季までプレーしたサンフレッチェ広島レジーナで現役を引退した近賀氏は、これまでに培った豊富な経験と知見を後進の育成に活かしていくことになる。
そのはじめの一歩として、9月8日からJヴィレッジで実施予定のU-16日本女子代表の国内活動に参加する予定ということだ。
(文:竹中愛美)
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