【写真：Getty Images】

久保建英に関心？

　スペイン・ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英の獲得に、イングランド・プレミアリーグのトッテナムが関心を示しているようだ。韓国メディア『Inter Football』は20日に、久保がトッテナムに移籍する可能性について伝えている。

　英メディア『FOOTBALL TALK』は18日に、「スペインの報道によるとトッテナムは久保の獲得を真剣に狙っているという」と前置きした上で、ロンドンの名門クラブが久保をターゲットとしている理由について、次のように分析した。

「ソン・フンミンの退団とジェームズ・マディソンの深刻な膝の負傷の影響で、トッテナムは前線の強化に向けて動いている。ソン・フンミンは韓国の象徴的存在であり、トッテナムはアジア市場に大きな影響力を有していた。彼の移籍後もアジア市場を逃さないために、日本代表選手の獲得を急いでいる」

　この報道をうけて、韓国メディア『Inter Football』は、「アジア市場を見逃さない。トッテナムがソン・フンミンと日本代表MF久保を“交換“するようだ。予想されている移籍金は約7000万ユーロ（約112億円）だという」と、ソン・フンミンが今夏、ロサンゼルスFCに移籍したことを受け、その“後継“として久保の加入が進んでいる可能性があると報じている。

　そして、「イ・ガンインと同い年であり、日本サッカーの未来と評価されている。ソシエダに移籍して大きく成長した。入団と同時に大活躍して、欧州に広く知られる選手となった。23/24シーズンにはリーガのベストイレブンに選ばれている」と述べた上で、「久保は契約が4年残っており、ソシエダは簡単に移籍を認めるつもりはない。約7000万ユーロ（約112億円）の値段をつけたが、トッテナムはこの金額を支払う意向のようだ」と、高額の移籍金にも関わらず、久保を獲得するためにトッテナムが本腰で動いていると強調している。