開幕戦の3ゴール
レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英が、現地時間16日に行われたラ・リーガ開幕戦のバレンシア戦でさっそく今季初ゴール。加入4年目を迎えた久保にとっては、自身3度目の “開幕弾”をマークした。ラ・リーガの公式Xは、「TAKEが決めてきた開幕戦ゴールをプレイバック」と綴り、これまでの3ゴールの動画を投稿した。
セルヒオ・フランシスコ新監督の下で、新シーズンをスタートさせたチームで、今季第1号となるゴールを挙げた久保。バレンシアCFとの敵地での一戦では、60分にブライス・メンデスからのパスを受けて、ボックス外中央から豪快にネットを揺らした。そんな24歳のアタッカーは、開幕戦でのゴールは3度目。
初めての第1節でのゴールは、加入1点目の22/23シーズン。リーグ戦35試合に出場し、9ゴールと7アシストを記録したシーズンだ。アレクサンデル・イサクと2トップの一角で先発した背番号「14」は、カディスCF相手に決勝点をマークした。78分、ミケル・メリーノの浮き球のパスから、相手DFラインの背後に抜け出した久保は、冷静なトラップから右足で貴重な得点を奪った。
そして、ソシエダでの2年目となった23/24シーズン、ホームにジローナを迎えた開幕戦でも、チームのシーズン一発目を決めた。左サイドでボールを持ったアイヘン・ムニョスのグラウンダーのクロスを大外で待ち受けていた久保は、冷静にダイレクトで流し込み、先制点を奪った。このシーズンは6位でフィニッシュしたチームで、30試合に出場し、7ゴール4アシストを記録した。
今季は新指揮官の下、イマノル・アルグアシル前監督の時よりも、内側のレーンでプレーする機会の多い久保。移籍の噂も挙がっていた中で、今季もソシエダでプレーすることが濃厚となった日本の至宝は、どこまで得点を重ねることができるのか注目だ。
