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「ボールを受けるたびに何かが」 2ゴールの起点となった久保建英、現地メディアの評価は?「欠かせない存在」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・ソシエダMF久保建英
【写真:Getty Images】

現地メディアは高評価

 サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間24日、ラ・リーガ第2節でRCDエスパニョールをホームに迎え、2-2で引き分けた。スペインメディア『Mundo Deportivo』は、フル出場で2ゴールの起点となった久保を高く評価している。

 バレンシアとの開幕節では、ドローに終わったソシエダ。ホーム開幕戦となった今節では、前節にアトレティコ・マドリード相手に逆転勝利を飾ったエスパニョールと対戦した。久保はこの日も右サイドで先発メンバーに名を連ねた。ホームチームは序盤からボールを握り、チャンスを作ってはいたものの、10分に失点。さらに前半アディショナルタイムにもPKから追加点を奪われ、2点のリードを許す苦しい展開に。

 それでもセルヒオ・フランシスコ監督が56分に、ルカ・スチッチとベニャト・トゥリエンテスを下げて、覚醒が期待されるオーリ・オスカールソンとプレーメーカーの22歳ジョン・ゴロチャテギを投入。オスカールソンを最前線に、2列目は右から久保、ミケル・オヤルサバル、アンデル・バレネチェアを並べ、ゴロチャテギとパブロ・マリンのダブルボランチに変更したことで一気に流れが変わる。

 そして61分には、久保の自陣での見事なドリブルからパブロ・マリンへと繋ぎ、バレネチェアがゴールネットを揺らして、1点差に。さらに8分後には、久保のパスをバイタルエリアで受けたオヤルサバルのスルーパスからオスカールソンが同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻した。逆転弾を奪うことはできなかったものの、ホームチームは2点差を追いついて、価値ある勝ち点「1」を獲得した。

 同メディアは、フル出場で2ゴールの起点となった久保について「彼にとってベストな試合ではなかったが、チームにとっては欠かせない存在だった」と綴り、「ボールを受けるたびに何かが起こり、相手を慌てさせ、ミスも誘発させた。序盤には右足でゴールを狙い、不得意な足でも質の高いクロスを供給し、終盤には攻撃に勢いを与えた」と高く評価している。

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