サウジアラビアのクラブが久保建英の獲得に乗り出したが…
レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英を獲得するため、サウジアラビアのクラブが4500万ユーロ(約76億5000万円)のオファーを提示したようだ。しかし、ソシエダは売却に消極的で、同選手も中東行きには前向きではないと、スペインメディア『フィカジェス』が25日に報じている。
久保は今季公式戦2試合に出場し1得点を記録。開幕戦のバレンシア戦ではいきなり今季初ゴールを決め、続くエスパニョール戦では2ゴールの起点となるプレーで、チームを同点に導く活躍を見せていた。ますますソシエダで存在感を放っている久保だが、移籍期間の期限が迫る中で、まだ移籍の噂は絶えない。トッテナムやエバートンなどが移籍先候補に浮上している。
そんな中、サウジアラビアのクラブから高額オファーが届いたようだ。だが、同メディアによると「4500万ユーロはソシエダにとっても大きな数字だが、攻撃の要を失う代償としては不十分と考えている」という。さらに「本人もまたサウジアラビア行きに前向きではない。年齢的にも、まだ成長の伸びしろを持つと自覚しており、自身の将来は欧州最高レベルの舞台と結びつけるべきだと考えている」と伝え、移籍が実現する可能性は限りなく低いとの見解を示した。
その一方で「届いたオファーはクラブ内で議論を呼んでいる。基本的には、放出しないという姿勢を示しているが、夏の移籍市場はまだ閉まっておらず、最終盤には予期せぬ動きが起こりやすい。久保サイドとしては、環境を変える必要はないとの考えもあり、欧州での成長、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)での戦い、日本代表の中心としてトップレベルで戦い続けることが優先だ」とも報じている。
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