
【写真:加藤健一】
怪我人続出の川崎フロンターレ。丸山祐市や家長昭博が不在
川崎フロンターレは27日、麻生グラウンドでトレーニングを行った。23日の明治安田J1リーグ第27節のアウェイ名古屋グランパス戦は、2度のリードを追いつかれる苦しい展開から、伊藤達哉のゴールが決勝点となり、3-4という打ち合いを制した。負傷者や体調離脱者も多い中、総力戦で次戦へ準備を進めている。
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
サーキットトレーニング、通称「止める蹴る」のパスコントロールのメニューを消化した後、8対8のゲーム形式が行われた。最後に行われたピッチの長辺を高強度で走るメニューでは、ファンウェルメスケルケン際とマルシーニョが競走する場面も。酷暑の中でも両者は笑顔を見せていた。
リーグ戦では2試合続けてGKが3人メンバー入りした。名古屋戦では丸山祐市が負傷交代し、家長昭博らとともにこの日の練習を欠席するなど、以前として苦しい台所事情は続く。
一方で名古屋戦で出場停止だったマルシーニョとフィリップ・ウレモヴィッチはFC町田ゼルビア戦に出場が可能で、この日も精力的に練習メニューをこなしている。体調不良で名古屋戦を欠場した脇坂泰斗もグラウンドに姿を見せた。練習終盤は全体練習から外れて調整していたが、大きな問題は無さそうだ。
ベテラン数選手は別メニュー調整となっており、一時的にではあるが一気に平均年齢が下がっている。高卒ルーキーの野田裕人、大卒ルーキーの神橋良汰、特別指定選手の持山匡佑が立て続けにデビュー。若手の躍動が苦しいチーム事情をチームの底上げへとつなげる。
(取材・文:加藤健一)