明治安田Jリーグは終盤戦に差し掛かろうとしているが、タフな試合を戦ううちに選手たちの身体は悲鳴を上げている。中には、大けがを負い今季中の復帰が絶望的となってしまった選手もいる。今回は、今季の活躍が期待されていたにもかかわらず、大けがによってあえなく長期離脱となってしまった選手をピックアップして紹介する。※情報は25日時点
DF:高橋祐治(たかはし・ゆうじ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年4月12日
所属クラブ:清水エスパルス
今季リーグ戦成績:15試合0ゴール0アシスト
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京都サンガF.C.の下部組織出身の高橋祐治は2012年にトップチームへと昇格。2015シーズン頃から出場数が増加し、2018年に完全移籍で加入したサガン鳥栖では、2シーズンでリーグ戦59試合に出場し、J1の舞台でも通用することを示した。
ただ、鳥栖から柏レイソルへと移籍した2020年に、高橋は1度目の試練を迎えることとなる。
試合中に右ひざ前十字靭帯断裂の大けがを負ってしまったのだ。そのため、この年と翌年は満足に稼働することが出来ず、苦しい日々を送ることとなった。
それでも、2022シーズンはリーグ戦29試合に出場し復活を印象付けると、翌年は新天地の清水エスパルスで同37試合に出場した。
ただ、このシーズンは昇格プレーオフ決勝の東京ヴェルディ戦で悲劇的な敗北を喫するきっかけを作ってしまい、完全に満足のいくシーズンとはいかなかったのかもしれない。
だからこそ、1年越しにJ1の舞台へ這い上がってきた今季にかける思いは人一倍だったはずだ。高橋は第6節からレギュラーに定着し、清水の最終ラインでピンチの芽を摘み取ってきた。
そんな中、同選手に恐れていた出来事が起きてしまう。
第21節・名古屋グランパス戦で負った怪我は、5年前と反対の左膝前十字靭帯断裂というもの。今季中の復帰は絶望的となった。
復帰は来季中になるが、33歳とベテランに差し掛かるなか、両ひざに爆弾を抱えた同選手のキャリアには黄信号が灯っている。
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